2012年7月2日月曜日

カンボジアでマッサージ業を経営する#3

みなさん、こんばんは。

前回まで主に従業員との関わり、金銭に関する考え方の相違などを書きました。
手先ばかりでなく、概念的なこともお話ししていきたいと思います。

まずどんな経営もそうだと思うのですが、自分のあり方、自分との対話そのもの=経営だとすると、先に述べた従業員やら金銭の相違などは小さなことに思えます。
根本になる自分への問いとしてどう考えればいいか?
僕自身の経験からお話しします。

1.お金を儲けたい
根底になり、いつまでも原動力となるパワー。
ただ目標設定は低い(笑)のが僕の特徴で、「一気にバカ儲け」には畏怖を感じたりします。
適度にコンスタントな儲けを出し、その積み重ねで次の何かのために使う。
大きなヤマは狙わず、目の前に落ちているどんぐりや栗拾いから始め、終わったら一度その辺を清掃して、次は森の中にでも入ってみるか、というコツコツ感。
現地では頭を低くしていないと、いつ何があるか分かりません。
どんなときでもどんぐり拾いを忘れずに。

2.従業員のためになりたい
自分の利益を得ながらも、同時に従業員のためになる。
彼らには家族、将来があり、そのために収入を得る場であって欲しい。
マッサージ屋を経営することで、あまり職のない現地の雇用を生み出し、人々に貢献できているのならこんなに嬉しいことはありません。

3.お客様に喜ばれたい
純粋にお客様に喜ばれたいです。
この瞬間に辛いことや悩んでいたことも、すべてが報われるはずです。
明日への活力になり、スタッフのモチベーションもあがり、といいこと尽くし。
あ、お客様に喜ばれるってもしかしたら力が入りすぎるとだめかも?と最近思います。
自然に、力が入らないリラックス感でそれを実現できるのが理想。
そして評価のシビアなカンボジアのお客様にも喜んでいただけると、とても嬉しいですね。

この3つのうち1つでも欠けると僕の場合、バランスを崩します。

読み返してみて、ああ当たり前だなあ笑、とまた反省。

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿