2012年7月7日土曜日

カンボジアでマッサージ業を経営する#4

みなさんこんにちは。

シリーズ第4弾です。
今日はチャイアンコールが目指すゴールはどこ?についてお話しします。
それは一言、現地化に他なりません。
チャイアンコールでは随分現地化が進んでいるほうですが、日本人によって設立され、運営されている店がいずれはカンボジア人スタッフの手に委ねられる。それこそ経営判断から営業からお金から何から全て。
もちろん心配だらけです。サービスの質はどう?お金のやりくりは?掃除ちゃんとやるかな、スタッフ同士うまくやるかな?、考えるだけでもいろいろあり過ぎ。。。
でも現地化したい。

その手順を今いろいろと検討しているところです。
どうしたって「人」ですから、どう進めていくか、どう任せていくか、関係者を交えてじっくり考えていかなければなりません。
現地化した後に、姑のごとく「あ、これじゃあだめだ!ここはこうしなきゃ!」とかの口出しはしにくい。一方でそういうことを言えてアドバイスできるポジションも別途作っておきたいという風にも考えてはいます。

私自身がカンボジアでマッサージ業を経営することを考えつつも、いずれカンボジア人に経営させることを考えてるんです。
そこでいつも思うことの一つは、少なくとも地元である限り「カンボジア人のほうが経営がうまい」ということ。
「日本人は優しすぎてダメ」とか、「経費を使い過ぎ」、「社員をコントロールできない」と彼らは言います。
当たっているところもあるし、逆にそれゆえにうまくやってきたわけですが、彼らのホームであるここでは彼らのほうがずっとうまい科目が多いのは事実。
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私自身がよく、「うまくいく秘訣は何ですか?」とか聞かれることがありますが、それは現地の人のいいところを最大限に伸ばして利用したに過ぎず、自分の実力とか手腕とかではありません。
単に彼らの「いいところ」を見つけ出し、「ダメな部分」が隠れて見えなくなるくらいまでそこを伸ばした、ということです。
だから同じ手法で彼らがリードできるなら、私である必要は全くないのです。
「現地の人じゃ経営は無理だ」という外国人も多く、その気持ちも理解出来なくはないですが、では我々はいつまでもその辛い戦うような経営を続けなければいけないのでしょうか?
もっと我々より秀でた才能を持ったカンボジア人経営者の卵がたくさんいるのですから、彼らと向き合って対話していけばきっと現地化への糸口は見つかるのだと考えます。

目指すゴールに向けて、日々まだやることがたくさん。



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